JBUG広島#13 〜Re:Re:Re:Boot~ 【オフライン】に参加しました。

参加してきました。

 2024年2月24日に開催されたJBUG広島#13に参加してきました。昨年の8月に行われた#12にも参加してたので2回連続です!YAPCに参加した際、JBUG広島の運営をしている井上さんに「同日に開催する予定の別イベントがリスケしそうなのでJBUG広島に参加します」と宣言してからの実現となりました。

各セッションについて

 昨年開催されたBacklog World2023のリキャップイベントということだったので、イベントに参加できなかった私としてはどの話も初めて聞くのでワクワクしておりました。

 Backlog World2023の実行委員を務めたnoratoraさん。スポンサーとのやりとりは各社ごとにプロジェクトを作成し、その中で掲載用ロゴなどのやり取りを行なったとのこと。スポンサー数が多くなるとメールで個々にやりとりするよりもBacklogで管理する方が漏れがなくて良さそう。また課題の期限をお知らせしたり設定されてない課題に期限を設定したりする「Backlog警察」の取り組みも面白い。期限切れの課題を見つけたら、せっつくのではなく困ってないか話を聞くというのが暖かくていいなと思いました。

 Nulabの砂川さん。課題検索画面とガントチャート画面をReact化したお話。課題検索画面は高速化が目的なので機能の変更はなかったが、ガントチャートは新しくして機能改善を目的とした。そのため開発前にガントチャートに求められるビジョンを再確認したとのこと。使用者ごとに使い方が異なっているという認識を持ちつつ、新しいガントチャートがどんなメリットをユーザーに届けるのかを考えるのはなかなか難しいことだなと思いました。

 JBUG広島#12に学生で参加していたハマノスさん。学生時代に最終課題として参加したコンペでの経験についてのお話。デザイナー二人の仲が悪くなった際に脳裏に現れた二つの選択肢、「デザイナーの関係を改善する」「プロジェクトを進める」。デザイナー二人の間に入って調整役になることで後者の選択肢を選び、見事コンペで選ばれたとのこと。初ディレクター、初トラブルと初めて尽くしのなかを見事駆け抜けていました。

 海外のエンジニアと仕事をしているペンタさん。NotionからBacklogに乗り換えてよかったことのご紹介。スペルミスのせいでうまくコミュニケーションができないことがあるため、スペルチェックが使えるBacklogが良かったとのこと。どうやらオフショア先のベトナムに行くらしいので、是非ともその話が聞きたいところ。

 最後はソニックガーデンの倉貫さん。納品のない開発の実現に至ったまでの経緯のお話。取引先が案件が増えていく中で、中途採用だけでは人が足りなくなったので、新人を育てることを始めたとのこと。リモートでは教育がうまくいかないので、親方と言われるコーチ役と新人をオフラインの同じ場所で仕事をするようにしたとのこと。

 その後、倉貫さんの著書「人が増えても速くならない」からピックアップされた数章について、チームを分けて話し合いとなりました。私は「プレッシャーをかけても生産性はあがらない」という話題でした。他人からのプレッシャーは苦手だけど、自分のスキルアップのために自分自身にプレッシャーをかけることはやりたいという発言が出てきました。自分にプレッシャーをかけれるということはセルフマネジメントができており、その能力が未熟であると他人からプレッシャーをかけられる場合があるなと思いました。

再会した人、初めて会った人

 今回参加された方に参加経緯を聞いたところ、「YAPCでJBUG広島の実行委員の井上さんに声をかけてもらったから来ました」「井上さんからお誘いしてもらったので来ました」という方が数人いらっしゃいました。SNSで大勢に告知することも大事ですが、面と向かって一人一人に声をかけていくことも大事なんだなと気づきました。誘ってもらうのって嬉しいですもんね。

盛り上がるオフライン

 オフライン勉強会の復活の中で、初参加のかたが多いなと思うことが増えてきました。もちろんライフステージの変化で前は参加していたけど、今は参加が難しいという方もいます。ついつい今までのイベントの継続を考えてしまうところではあるけど、今なら新しいことも試せるんじゃないかと思えるようになりました。イベントで会える人に色々相談しながら、企画を練っていこうと思います。